1966年７月、「ボブ・ディラン」はバイク事故後のリハビリを兼ねてウッドストックの家「ビックピンク」で「ホークス」のメンバーと共同生活を送っていました。「ボブ・ディラン」のバックバンド「ホークス」が「バンド」へと改名後、その地下スタジオで収録して、1968年に発表した記念すべき1STアルバムです。ロック界を根本から変えた、たぐいまれな１枚として際立った存在感を放っている作品です。サイケデリック革命真っ盛りにもかかわらず、アーシーな方向性を選んでいます。A-1. 「TEARS OF RAGE」 や、ラストのディラン作の B-6.「I SHALL BE RELEASED」、永遠の名曲 A-5.「THE WEIGHT」等など、深くピュアな精神性をたたえたスローなナンバーが最高です。ちなみに、ジャケットの絵は、「ボブ・ディラン」が描いております。

英語歌詞付の日本語ライナーノーツ付。